Beyond Labo, BeYond Labo #27, REPORT

【イベントレポート】BeYond Labo #27 未来の学校をBeYond !!
〜経産省・柴田さんが語る”未来の教室”〜

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

【血が通う】

BeYond Labo#27を2/11(祝)に開催しました!
今回は経済産業省 未来の教室~learning innovation~ の 柴田寛文さんにお越しいただき、「未来の教室」事業についてお話しいただきました。
遠くは埼玉県、神奈川県、山梨県、最も遠い方は兵庫県の加古川市から来てくださった方もいて、とても吉祥寺とは思えませんでした。

さて今回も長文になるのは確実ですが、学びを振り返っていきます。お付き合いいただけたら幸いです。

3つです。

当事者意識を持つには学びつづける

何度も何度もこの言葉を柴田さんは使われていました。
この言葉を聞くと僕はいつもリクルートさんの「圧倒的当事者意識」を思い出します。
いかに自分ごと化して向き合っていけるか取り組んでいけるか、ということです。
「誰かがやってくれる」という意識は自分をお客様化させます。
例えば来年度から始まる、新学習指導要領、外国語、プログラミングもそうです。どうなるんだろう?どうにかなるだろうって思っている節もあると思います。
環境問題もそうです。SDGs、フェアトレードと盛り上がっていますが、いまだにプラスチックストローを使っている自分がまだいます。
貧困問題だって、待機児童問題だって、外国労働者問題だって、コロナウィルスだって。
いざ自分のこと=当事者になるのは、本当に危機的な状況になってからだったりします。
有名な茹でガエルの話がありますが、いかに早い段階で危機感をキャッチし、そこから飛び出せるかなんだなと。
そういう意味では当事者意識とは、僕は学ばないと抱くことはないものだろうと思っていて、常に情報を得て、今の鍋の中は冷たいという思い込みや当たり前を疑い続ける必要があるのだなと思いました。

知ることと創ること

経産省の学びの教室の事業の基盤となる図があります。
自分のワクワクを中心として、知ると創るを回して行くという図です。(写真参照)
僕はこの図が大好きで今の自分を表しているなと思うんです。
僕らがこういう活動をしてるのはなんでか、好きであってこういう場を創ってみると、知りたいことが増え、どんどん学んでいき、そしてその学んでいったことをもとにまた創って行く。そしてまたまた学んでいくというサイクルを自分自身味わっているという感覚があります。

「じゃあこれを学校で子供たちにできているのか?」という問いが降りてきます。
とてもイエスとは言い切れません。修行がたりません。
そのときに経産省の未来の教室事業が掲げてる、1学びのSTEAM化 2 学びの個別化・自立化 3新しい学習基盤づくり などがきっと現場をドライブさせてくれるエンジンになってくれるのだろうと思っています。

自分自身がまずは、知るだけじゃなくて、創り手になること、それが学びをドライブさせていきます。
だからもっと子供達を創り手に、学び手にして、オーナーシップをもっと子供達に預けていかなくてはいけないんだなということを考えさせられます。
と同時に、自分は裁量を持ってこの活動をやらせてもらえていることに感謝です。

情報に血が通う 熱が生まれる

冒頭に柴田さんは
「サービスは人が必要としているもの」という定義をしていました。
自然発生的に生まれることはないです。

そういう意味では今回の「未来の教室」も誰かが必要としていて、作られているものです。だからこそこれだけ多くの人が応援しているし、期待もされています。

でもなかなかそれは、届かなかったりします。僕もこの事業を知ったのは昨年7月くらいです。
HPには情報はかなりの量が載っていますし、おそらく何度か見かけたことだってあります。
どうして知れたのか。それはやっぱり「人」が介するからだなと冒頭部分で思いました。
これを創った人、始めた人、当事者となっている人の話が一番響きます。
情報に血を通わせてくれます。熱も付いてきます。

僕がBeYonderとして今回柴田さんをお迎えしたいと思ったのは、「未来の教室」という事業をお伝えしたいのはもちろんなんだけれど、そこを創っている人の思いを熱量と一緒に届けたいと思ったからです。Facebookでシェアするだけでは、ネットの中継では伝わらない熱がここには生まれる。そう思っています。

こういう情報の触れ方をする、一次情報に触れていく喜びをもっともっと僕自身も味わいたいそんなことを考えさせられました。


皆さんのアンケートを見ていても、今回の学んだことは人によって全然違うなあとしみじみと感じています。
僕から見えていることも、会場の皆さんから見えていることも当然違います。年齢も性別もバックグラウンドも、今ある環境も違うんですから。
だからこそ一緒に学ぶ面白さがあるんだよなあとも思いつつ。
多様性ある人が一緒に学ぶ機会をこれからも創っていきたいです。

未来の教室には未来の教室キャラバンという、子供も大人も体験できる大型のイベントがあります。
今年のうちにそれを武蔵野市で開催します!と宣言しておきます。

今回の会場は コピス吉祥寺 さんの空き店舗をお借りして行いました。
柴田さんが「色々なところで講演してきたけど、百貨店でやるのは初めてだw」と仰ってて、ここにも意味を見出せました。街の中はどこでも学ぶ教室になるなと。コピスの皆さん、ありがとうございました。

祝日に快く送り出してくれる家族にも感謝。

次回は3/13金曜日の夜開催!飲みながら楽しめる会です。
吉祥寺かるたに付いて話を聞いていきます!

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